高速ダブルヘッダー並びに座金組み込み機搭載ローリングマシン導入

投稿日:2011/06/10 金

　ハンエイファスナー株式会社は、八尾南工場（八尾市南木の本）に高速ダブルヘッダーと座金組み込み機搭載ローリングマシンを導入し、２月上旬より稼動を開始しました。

　本工場では昨年５月の移転拡張時にもヘッダーやローリングを追加導入して高品質製品の安定供給を図ってきましたが、主力サイズであるＭ５・Ｍ６向けに生産能力を増強することでお客様のニーズを的確に満たす体制を整え、今後の需要量に対応します。

　今回導入した設備は、株式会社中島田鉄工所製の高速ダブルヘッダーＮＳシリーズ「ＮＳ61Ａ」２台と「ＮＳ61Ｅ」１台、東田機工株式会社製ローリングマシンをベースに座金組込み機能を装備させた特別機１台です。

　中島田製ＮＳ機は、上下運動パンチシフト方式を採用した機種で高性能且つ高精度加工を実現。更に、ギアー駆動化したカム軸により、高速加工においても安定性及び低騒音稼動の確実性が増すなどの特長があります。

　最大切断径７・０ミリで、最大首下長さは61Ａが50ミリ、61Ｅが75ミリ。生産速度は61Ａが２３０／２００ｐｐｍ、61Ｅが１８０／１５０ｐｐｍ。また、同時導入した座金組み込み機装備のローリングマシンはＭ５・Ｍ６タッピンねじ用に設けました。

• 高速ダブルヘッダー並びに座金組み込み機搭載ローリングマシン導入 2011/06/10 金